APCのUPSのバッテリを交換したときのメモ

修理・交換APC,UPS(無停電電源装置)

APCのUPS(BR1000S-JP)のバッテリが寿命を迎えバッテリ交換マークが点灯したので、純正バッテリを手配して交換した時のメモです。

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目的

2019年06月に購入したAPCのBR1000S-JPのバッテリが寿命を迎えバッテリ交換マークが点灯したので、APC純正品のBR1000S用バッテリ「APCRBC123J」を手配して交換します。

機器の情報

今回登場する機器の型番とバージョン等は次の通りです。

■APC BR1000S-JP
 ・バックアップ電力容量:600W

■APC APCRBC123J
 ・BR1000G-JP 交換用バッテリーキット

APCのUPS(BR1000S-JP)

APCのBR1000S-JPは自宅環境で初めて導入したUPSです。バッテリ交換マークが点灯しています。
使用開始は2019年06月頃だったので、バッテリは4年3ヶ月ほど保ちました。
耐用年数は気温が5~25℃の環境であれば4年が目安とシュナイダーエレクトリック社のHPに記載されていたので、メーカ公称値より長生きしたことになります。

なお、気温が30℃の環境だと2.8年、35℃の環境だと2.0年がバッテリ寿命の目安とのことでした。

APCのUPS(BR1000S-JP)のバッテリ交換手順

純正バッテリ(APCRBC123J)の開梱

オンラインショップで購入したBR1000S-JPの交換用バッテリ「APCRBC123J」が届きましたので開梱します。

BR1000S-JP搭載のバッテリの取り外し

UPSの電源を切り、本体を横倒しにした上で背面のカバーを取り外します。
背面のカバーを取り外したらバッテリを引き出して取り外します。ロック機構は無くラベルを掴んで引き抜くだけです。

BR1000S-JPにAPCRBC123Jを取り付け

交換用バッテリのAPCRBC123JをBR1000S-JPの本体に取り付けます。
前述の通りロック機構は無かったのでバッテリを奥に当たるまで入れて取り付けて、カバーを取り付けて交換完了です。

BR1000S-JPのバッテリ交換後確認

バッテリ交換後、UPSの電源を入れると自己診断が始まります。
自己診断が終わりバッテリ交換マークが点かず、バッテリ残業表示が満タンになることを確認できれば対応終了です。

廃バッテリの発送

APCの純正バッテリを購入した場合は、届いたバッテリの梱包材を再利用して廃バッテリを回収に出せるようです。
送料については元払いとなりますが、処理代等はかからず引き取って頂けるようです。
購入したバッテリのパッケージの中に廃バッテリ回収についての案内が同梱されており知りました。

まとめ

今回はAPCのBR1000S-JPのバッテリを交換しました。
交換作業自体はとても簡単でしたが通電させたままのバッテリ交換ができなかったため、接続しているNASやネットワーク機器を止めることが一番大変でした。

UPS本体ごと新品を購入することも考えましたが、本体はまだ使えそうだったのでバッテリ交換をすることにしました。
次回も4年後と考えると本体は8年稼働させることになるので、次は新しい機種または同等品を本体ごと新品購入したいと思います。

設置環境は基本的に24時間冷房を稼働させて室温を24℃程度に保っていたので、メーカ公称値の4年を超えてUPSを運用することができたのでは無いかと思っています。
他に3台のUPSがあり、1年に1台購入していたので、次は別のUPSのバッテリ交換をすることになりそうです。

関連情報

本記事にて取り扱った機器や関連する機器のAmazonリンクを掲載します。
各商品ページのレビューには有用な情報が掲載されていることもありますので、宜しければご確認ください。

以上。