モトローラのmoto g52j 5Gを購入したときのメモ
モトローラのmoto g52j 5Gを購入したので初期設定をしたときのメモです。機種の比較やmoto g52j 5Gの選定理由も記載しました。
もくじ
目的
モトローラのmoto g52j 5Gを購入したので初期設定を行います。
回線は予備として保管していたIIJmioのAプランを使用し、MicroSDは256GBのものを採用しました。
結論としては、発売したばかりのスマートフォンのためAndroidシステムアップデートは配信されず、すぐ利用を開始することができました。
背景
半年ほど前にmoto g100を購入したのでそれまで使用していたmoto g8 Plusをサブに回したのですが、ゲーム専用端末としてはスペック不足が否めず、サブ用スマートフォンを探していたところmoto g52j 5Gが発売となりコストパフォーマンスが良さそうなため購入してしまいました。
価格も3万円くらいに下がったタイミングで購入できたので、だいぶお得に買うことができました。
機器の情報
今回登場する機器の型番やバージョンは次の通りです。
■モトローラ moto g52j 5G
バージョン:Android 11
ビルド番号:RRYB31.Q3-80-29
■IIJmio タイプA
IIJmioのミニマムスタートプランのタイプA回線
■シリコンパワー microSDカード
容量:256GB
moto g52j 5Gを選択した理由
機種選定した際に調べた内容や購入に至った理由を以下に記載しておきます。
簡単にまとめると、moto g52j 5Gは各種スペックに対して安価なスマートフォンのため、コストパフォーマンスが高い1台と判断しました。
Qualcomm Snapdragon 695 5G
moto g52j 5Gに搭載されているSnapdragon 695 5Gは5G対応のミドルスペックのスマートフォンに採用されています。
上記SoCが搭載されているモデルの販売価格帯は4~6万円であり、価格は控えめですがそれなりに性能が良いモデルが多い印象です。
moto g52j 5Gもその中の1台であり、セールのタイミングで購入できれば3万円を切ることもあるため、とてもコストパフォーマンスが高いと判断しました。
6GBメモリ・128GBストレージ・MicroSDカード
moto g52j 5Gはサブ端末として運用を予定していますが、メモリやストレージは多いに越したことはないと思いますので、6GBのメモリと128GBの内蔵ストレージがあるのは嬉しいです。
重いゲームを動作させるつもりは無いので、メモリは6GBで十分と思っています。
内蔵ストレージは128GBありますが、音楽や動画を保存することを考えると少ないように思います。
しかしMicroSDカードを搭載させることができるためこの点は特に不満はありません。
フルHD+(2,460×1,080)・120Hz・IPS液晶
moto g52j 5Gの画面解像度はFHD+の2460×1080のため、6.8インチの画面でも粗さは目立たず綺麗に映し出せ、リフレッシュレートも最大で120Hzまで対応しておりスムーズに描画されるため快適に利用できると思いました。
なお、モトローラの低価格帯の機種ではFHD以下の画面解像度の機種も散見されるため注意が必要です。
ピュアアンドロイド
moto g52j 5Gはツインアプリ機能やセカンドスペース機能など便利機能は一切ありませんが、サクサクとした軽快な動作がピュアアンドロイドの魅力と思います。開発者向けオプションを併用して更に動作を高速化できると考えています。
使い勝手の点で賛否が分かれると思いますが、個人的にはピュアアンドロイドであることはメリットと思っています。
おサイフケータイ(FeliCa)
moto g52j 5Gはモトローラ端末としては初めてモバイルSuicaやおサイフケータイに対応したFeliCa機能が搭載されています。
今のところ利用予定はありませんが、チケットレスサービスやキャッシュレス決済などで活躍する機能と思います。
マイナンバーカードや運転免許証の読み取りやワクチン接種証明書アプリにも対応しているとのことで、メイン端末としても活躍してくれそうです。
防水・防塵性能(IP68相当)
moto g52j 5Gはモトローラ端末としては初めてIP68相当の防水・防塵設計になっています。
屋外での活動時に雨に降られたり砂埃が多い環境下でも比較的安心して利用することができます。
eSIM
moto g52j 5GはnanoSIMスロットが1つ搭載されていますがeSIMにも対応しておりデュアルSIMとすることが可能です。
モトローラの他の機種ではSIM2かMicroSDのどちらかしか利用できない排他利用のスロットでしたが、この機種ではnanoSIM・eSIM・MicroSDを利用できるところが強みと思います。
例えば、物理SIMスロットにはahamoのSIMを契約してeSIMにはpovoを契約しておくなど、docomo回線とau回線の2つで回線冗長化が実現可能な上、SIMスロットを必要としないためMicroSDも利用可能です。
ユーザに依ってはデメリットとなる点
無線充電機能無し
充電はUSB Type-Cで行います。
個人的にはケーブルによる充電に抵抗感はないので問題ありません。
充電器・ケーブル・イヤホン付属無し
タイトルの通りですが、AC充電器・Type-Cケーブルやイヤホンは付属しません。
個人的には充電器やケーブルは他のものを流用するので問題ありません。
moto g52j 5Gの化粧箱の下段は充電器やケーブル類が格納できそうなスペースがありますが、それらは付属しないため空っぽです。
moto g52j 5Gと他機種の比較
上記にいくつか情報を加えたものをまとめておきます。
モトローラの公式ページの情報を参考に抜粋して掲載しています。
・モトローラ moto g ファミリー
※参考リンク:モトローラのスマートフォンのAmazon検索例(新しいタブで開きます)
moto g52j 5Gの対応バンド
moto g52j 5Gは以下のバンドに対応しています。
各周波数帯の情報については次の総務省の情報を参考に作成しています。
・総務省 各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯について(令和2年6月9日現在)
3G
moto g52j 5Gの3G対応バンドは次の通りです。
・W-CDMA B1/B2/B5/B8/B19
各キャリアの3G対応状況は割愛します。
4G
moto g52j 5Gの4G対応バンドは次の通りです。
・LTE B1/B2/B3/B8/B18/B19/B28/B38/B41/B42
各キャリアの4G対応表
moto g52j 5Gの4G対応バンドと各キャリアの4G対応状況を対応表にしました。
全て表示されない場合は、横にスクロールさせて確認してください。
moto g52j 5G | B1 | B2 | B3 | B8 | B18 | B19 | B28 | B38 | B41 | B42 |
docomo(ahamo) | ○ | – | ○ | – | – | ○ | ○ | – | – | ○ |
au(povo2.0) | ○ | – | ○ | – | ○ | – | ○ | – | – | ○ |
SoftBank(LINEMO) | ○ | – | ○ | ○ | – | – | ○ | – | – | ○ |
楽天モバイル | – | – | ○ | – | – | – | – | – | – | – |
docomo(ahamo)・au(povo2.0)・SoftBank(LINEMO)の3大キャリアでは快適に4G通信を利用することができると判断します。
5G
moto g52j 5Gの5G対応バンドは次の通りです。
・Sub-6GHz band n3/n28/n77/n78
各キャリアの5G対応表
moto g52j 5Gの5G対応バンドと各キャリアの5G対応状況を対応表にしました。
全て表示されない場合は、横にスクロールさせて確認してください。
moto g52j 5G | n3 | n28 | n77 | n78 |
docomo(ahamo) | – | – | – | ○ |
au(povo2.0) | – | – | ○ | ○ |
SoftBank(LINEMO) | – | – | ○ | – |
楽天モバイル | – | – | ○ | – |
docomo(ahamo)の5G通信は快適に利用できるか不安がありますが、au(povo2.0)であれば5G通信を快適に利用できるものと判断します。
moto g52j 5Gの使用準備
Androidシステムアップデート
普段であればAndroidのシステムを最新版までアップデートを行い、一度初期化してからセットアップを行いますが、moto g52j 5Gは発売から間もないためAndroidシステムアップデートはありませんでした。
GooglePlayシステムアップデート
工場出荷時の適用済みパッチは「2021年12月1日」でしたので、現時点の最新パッチを適用しておきます。
2022/07/25時点の最新パッチは「2022年6月1日」でした。
SIMカードとMicroSDカードの挿入
moto g52j 5GのSIMトレイを取り出し、スロット1にIIJmio AプランのnanoSIMカード、MicroSDスロットにシリコンパワーのMicroSDをセットします。
なお、SIMスロットが1つとMicroSDスロットが1つの2スロットとなっており、物理SIMを2枚挿すことはできません。デュアルSIMにするためには別途eSIMで回線を契約する必要があります。
moto g52j 5GにはデフォルトでIIJmioのAプランのAPN設定が入っていたため、APN設定を切り替えることで手入力無しで開通することができました。
まとめ
moto g52j 5Gを購入したので予備として保管していたIIJmioのAプランのSIMカードを使用して初期設定と開通作業を行いました。
モトローラ端末としては初めておサイフケータイ(FeliCa)に対応したり防水防塵であったり、所謂日本仕様を満たした端末ですが、とてもコストパフォーマンスの高い1台であると感じました。
これからしっかりと使い込んで行ってみたいと思います。
また、そう遠くないうちにmoto g52j 5GのeSIM機能でpovo2.0を契約してみたいと思っています。
本文中にも記載しましたが、5Gの周波数帯はau回線であれば一番快適に使えるのではと思っているためです。
利用を開始して気付いた点などあれば追記します。
関連情報
本記事にて取り扱った機器や関連する機器のAmazonリンクを掲載します。
各商品ページのレビューには有用な情報が掲載されていることもありますので、宜しければご確認ください。
以上。