NURO光のONUが最新機種になりMAP-E接続にされたときのメモ
NURO光の契約時に設置されたホームゲートウェイであるZTE製F660Aが故障したため交換を依頼したところ、最新のZTE製F660Pになったものの接続方式がMAP-Eにされてしまったときのメモです。
もくじ
目的
NURO光の契約時に設置されたホームゲートウェイであるZTE製F660Aが故障したため交換を依頼したところ、最新のZTE製F660Pが送られてきました。しかしながら接続方式がMAP-Eにされ従来の接続方式には戻せなくなり、ポート開放やポートフォワーディングとも呼ばれるポート転送が利用できなくなってしまったので、誰かの参考になるかと思い、とりあえずのメモ程度に書き記します。
結論としては、ポート開放やDMZ機能を使用したい方はNURO光ではない他のインターネット回線の契約をおすすめします。契約済みの方はONU交換が発生するタイミングで他社の回線に乗り換えることをおすすめします。
機器の情報
今回登場する機器の型番とバージョンは次の通りです。
■ZTE ZXHN F660P
・ハードウェアバージョン:V1.0
・ソフトウェアバージョン:V1.0.10P5N9
・ブートバージョン:V1.0.10P10N5
ONU交換の背景
NURO光の開通当時に設置されたZTE製F660Aですが、7年目を迎えたこともあってか通信が不安定になったり勝手に再起動をしてしまうなど挙動不審になってしまいました。
電源は入るためオンラインでのONU交換申請はできず電話で前述の症状についてを相談したところ、ONUを無料で交換していただけることになりました。
なお、この時には接続方式がMAP-Eに変更されるという説明は一切ありませんでした。
木曜日の午前中に電話でONU交換が決まり、配達は最短で日曜日の午前指定ができましたので、大凡3日程度で新しいONUが手元に到着できるようです。
ONUの故障で相談をした電話番号は 03-6705-5839 となり、NURO光サポートデスクの窓口でした。
最初は 0120-300-260 のNURO光の障害受付窓口に電話をしたのですが、自動音声で前述の電話を案内されました。どうやら電話番号の変更があったようです。
ZTE製F660Pの開通とMAP-E接続
写真はZTE製F660Pの開封風景です。
交換手配はとてもスムーズで良かったのですが、交換品のF660Pを設置して設定作業を行っていたところ、ポート転送の機能やDMZ、アプリケーションレイヤゲートウェイの機能が使用できなくなっていることに気付きました。
また、WANのステータス画面では「タイプ:MAP-E」となっており、IPアドレスは「0.0.0.0/0.0.0.0」という表記になっていました。
なお、MAP-E IPv4 アドレス欄ではIPv4のアドレスが表示されておりましたが、MAP-E接続の仕様上、複数の契約者と共用されるIPアドレスと推測されます。
NURO光サポートデスクへの問い合わせ
SNSやWebで調べてみると、同様にNURO光でMAP-E接続になりポート開放やDMZ機能が利用できないと発信している方々が見受けられ、サポートデスクに連絡することで従来の接続方式に戻して貰ったという事例も散見されました。
そのため、ダメ元でNURO光サポートデスクのチャット窓口に問い合わせを行いましたが、今現在はそのような対応は行っていないとの回答がありました。残念です。
まとめ
現状として有料の固定IPv4オプションが無いNURO光ではポート開放やDMZ機能を使用したいユーザは大変残念ですが他のネットワーク回線に乗り換えるしか打つ手がなさそうです。
個人的には現状としてはポート開放やDMZ機能を使用する予定はありませんが、Minecraftやその他ゲームのサーバを設置したり、一時的にでも何らかのサービスを外部に公開したくなった時には少し困りそうな気がしますので、近いうちにNURO光から他社の回線に乗り換えようと思います。
以上。