WDのHDDをRMA(交換保証)で交換する方法(2020年08月)

2022年12月22日ストレージRMA(保証),WesternDigital

前回(3月頃)以降、TS-431Pで稼働中のWestern Digital Red(WD60EFRX)が立て続けに2台故障したので、RMA(交換保証)を使用してHDDを無償交換したときのメモです。(今回の記事は本当にメモレベルです)

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目的

WD Redの3年保証期間内に故障したHDDをRMA(交換保証)を使用して新品(良品)に交換します。
3月頃に1台RMA(交換保証)を使用して交換していますが、数ヶ月の間に立て続けに2台故障したので、通算4台目の保証期間内の故障です。

結論としては、今回は故障品を発送してから新品(良品)のHDDが手元に届くまでに、3~4週間ほど時間がかかりました。
また、申請フォームの形式が少々変わっており、申請理由の自由記述欄が無くなり、プルダウンメニューから選択する方式に変わっていました。(手順に大きな変更は無かったので前回の記事を編集する予定はありません)

機器の情報

■WD Red WD60EFRX
 ・接続方式:SATA HDD
 ・容量:6TB

WD Red HDDの故障状況

故障したHDDの型番は「WD60EFRX」です。
1台は異音発生で認識不可、もう1台は代替処理済みセクタ数の増加でした。
後者は「Data Lifeguard Diagnostic(DLGDIAG)」を使用して状態をチェックをしたところ、「EXTEND TEST」がFAILの判定になったので、遠慮なく交換手続きを行います。

WD RMA申請

RMA申請の流れは前回の記事から大きな変化は無かったので割愛します。
変更があったのは、RMA理由の入力方法が自由記述からプルダウンメニューの選択になった点です。自由入力よりも選択式の方が楽でよいですね。

梱包は前回のRMAで届いたHDDが梱包されていた資材を再利用しました。

なお、指定された発送先は以下の通り、前回と同様でした。

Mitsubishi Logistics Corporation
Ariake Branch, Shibaura C-warehouse
29-1, Kaigan 3-chome, Minato-ku,
Tokyo 108-0022 JAPAN
Attn: WD RMA receiving
電話番号: +03-5442-2082 

前回同様に、以下の通りに読み替えました。

〒108-0022
東京都港区海岸3-29-1
三菱倉庫株式会社
有明営業所 芝浦C号倉庫
WD RMA 受付
電話番号:03-5442-2082

今回もヤマト運輸の営業所に持ち込んで発送しました。

新品HDD受領

新品が到着しました。
5月申請は4週間程度、6月申請は3週間程度の時間がかかりました。
また、WDから交換品として送られてきたHDDは2台とも「WD60EFRX」の「Recertified」でした。
過去2台は赤ラベルで返ってきていましたが、今回の2台は初めての白ラベルです。

まとめ

今回のRMAは故障HDDを発送してから新品HDDを受領するまで、3~4週間かかりました。
このブログを立ち上げる前に1度RMAした際は2週間と早かったのですが致し方ないです。

今回で4台目のRMAとなりますが、3年ほど前に4台揃って買った6TBのWD RedのHDD「WD60EFRX」が4台全て保証期間内に故障してしまう結果となりました。
使い方が悪いのか偶然そういうロットに当たってしまったのか。とりあえず時期をずらして4台新品(良品)となったので良しとします。
8TBのWD Redの5本は購入店舗を変えたので、連続して故障しないことを祈るのみです。

現在のTS-431Pには1本だけ「WD60EFAX」が混ざっているNAS構成になっているので、近日中に「WD60EFRX」で揃えた構成に戻したいと思います。

関連情報

本記事にて取り扱った機器や関連する機器のAmazonリンクを掲載します。
各商品ページのレビューには有用な情報が掲載されていることもありますので、宜しければご確認ください。

RMA(交換保証)で交換した上記のHDDには後継機が出ており、従来機の価格が上がっています。関連情報には後継機を記載しています。ご検討の際はお気をつけください。

本記事ではRMA(交換保証)の手順をWD Redシリーズで書いていますが、WD Blueシリーズでも保証期間に差はあるものの、HDDが故障した際の手順は同様のものと思います。デスクトップPCに搭載する大容量HDDはWD Blueシリーズでも十分と思いますので、どちらを採用しても安心して利用ができますね。もちろん、HDD故障に備えて、日頃からのデータのバックアップは大切です。NAS導入まで行かなくとも、外付けHDD用のケースを利用する等で手軽にデータのバックアップができる環境を作っておくと良いかもしれません。

以上。